みかづきプールシステムは、主に水泳用プールのろ過装置の製造開発からメンテナンスまで行っているメーカーです。
温水プールの水を飲料水質までろ過し、「小さな子どもたちからお年寄りの体にも優しい水」をモットーに、塩素薬品以外の化学薬品は注入せず、いわゆる無添加の安全できれいな水を提供しております。
国立代々木競技場、国立スポーツ科学センターなど大型施設からアミューズメントプールまで、幅広い施設への導入実績があります。日本を代表するシンクロ・競泳のオリンピック選手のトレーニングプールにもこの水が使用されています。
日本各地のより多くの皆様に、安全できれいな水を提供できるように心がけております。
日本の遊泳プールの水質基準は、海外、特にドイツと比較するとゆるやかです。飲料水質基準より化学物質の割合が多いプールが存在します。
見た目にはきれいなプール。しかし想像以上に水の中に総トリハロメタン(発ガン性物質)・凝集化学薬品・結合塩素が存在しているプールもあります。結合塩素が多いプールでは塩素薬品の臭いが気になる事があります。
化学物質は、口・皮膚・肺を通し体に入ってくるおそれがあります。私たちは、泳ぐ水も飲料水と同様に安全できれいでなければと考えています。
みかづきは化学物質の極めて少ない「人に優しい生命の水」をこれからも作り続けていきます。
みかづきプールシステムのスタートは、ドイツのビール工場にある。子どもたちに安全なプールを、と考えていたエンジニアがドイツのセラミックフィルターに出会ったのは今からおよそ20年前。
1985年、セラミックフィルターを活用したプールろ過システムを開発し、その技術が東京オリンピックプールに採用されるまでになった。
(第14回 科学技術長官賞受賞 セラミックエレメントを用いたプール水循環濾過システムの開発)
セラミックエレメントフィルターは、非常に高いろ過精度をもつだけでなく衛生的に優れており、ビール工場だけでなく、ミネラルウォーターなど身近な飲料水分野で幅広く活用されています。